会員の皆様、ビジターの皆様、企業のCEO、企画担当役員、CIO、CTOの皆様、官公庁、アカデミーの皆様で経営とマーケティングに強い関心をお持ちの方々を対象に、7月10日(TUE)、『デジタル・イノベーションと顧客中心主義経営(CCRM)-日米の例』というテーマで、一般社団法人CRM協議会との共催フォーラムを、(株)セールスフォース・ドットコム、テクマトリックス(株)にご協賛いただき開催いたします。
米国からの招待講演は、Oracle 本社のJoseph Fuster(ジョゼフ・フスター)氏 (Global Head Customer Experience (CX) Cloud)をお迎えして『カスタマー・エクスペリエンス-未来への道のり-』(仮題)をテーマに、ご講演をしていただきます。
フスター氏は現在、Oracle社のマーケティング、営業、サービスの事業部で、統合アプリケーションのクラウド・ポートフォリオの成長を推進し、CRM やERP のクラウド化というGo-To-Marketモデルをオンプレミスからクラウドに変えた実績のある、日本で今、ユーザ側もベンダー側も、本当に必要な経験をお持ちのリーダーです。
彼の25年以上のセールスやオペレーションにおけるOracle, SAP, SalesforceおよびSiebel各社で獲得したシニアなCRMとERPの経験は、デジタル変換と成長戦略、エンドツーエンドのクラウド変換、顧客体験に関するさまざまな業界イベントでのトップスピーカーだと聞いています。
しかも、フスター氏は“顧客の体験と成果”に重点を置いているため、製造業、金融サービス、消費者パッケージ製品業界、ライフサイエンス業界の主要なCCRMによるビジネス変革で貢献されたとも聞いています。
米国でCRMといえば、“CX:顧客体験”を中心に展開されて久しいのですが、この数年、人間が インプットしたビジネスデータを分析するクラシックな“BI”から、インターネットベースのIoTからインプットされるビッグデータ分析に変わっています。
生成されたコンテンツと、トランザクションのビッグ・ビジネス・データ・レイクから“個人情報”を除いた振る舞いのトランザクション・データをデータ・サイエンスを使ってDeep Learningを行っています。また、コールセンターやお店やメールからM2Mでデジタル化された顧客経験のデータを分析したり、認知された個人の購買パターンとパターン化されたペインポイント・モデル(プロファイル)から、ターゲット時点での顧客の要件の変化を自動的に、統計学的に予見したりしています。そしてこれを 解決するアクティブなソリューション・プロセス・モデルをEAでモデル化し、トランスフォーメーションを訓練するといったレベルに向けて進んでいると思われます。
日本からは、長年の一般社団法人 CRM協議会の理事メンバーであり、今回のフォーラムにご協賛いただきます(株)セールスフォース・ドットコムの御代 茂樹 氏(マーケティング本部 プロダクトマーケティング シニアディレクター)に、『第4次産業革命を乗り越えるカスタマー リレーションのあり方 とは』についてお話しいただきます。
日本のユーザ様からは、「2017 CRMベストプラクティス賞」の受賞企業を代表して、2回目の 受賞をされた(株)東急コミュニティー 陶山 正彦 氏(マンション企画戦略事業部 カスタマーセンター 室長)、そして受賞1回目みずほ証券(株) 花田 浩一 氏(リテール・事業法人部門 個人業務部 部長)に、それぞれ受賞モデルについてご講演いただきます。
パネルディスカッションでは、長年の理事メンバーで今回のご協賛企業でもあるテクマトリックス(株) 取締役 執行役員 CRMソリューション事業部長 鈴木 猛司 氏、日本オラクル(株)クラウドアプリケーション事業統括 CX Cloud CXチームリーダー 東 裕紀央 氏に加わっていただき、『ユーザ代表者とベンダー代表者からみた “顧客中心主義経営(CCRM)”について』というテーマでディスカッションし、会場からもご出席の皆様にご参加していただきながら進めてまいります。
外国の事例、国内の「2017 CRMベストプラクティス賞」の受賞事例、ベンダー各社のCRMのグルたちの話をお聞きいただけます。
営業本部、マーケティング本部、コールセンターのスーパーバイザークラスの皆様、そして特に本年、また来年「CRMベストプラクティス賞」応募のシナリオをお考えの自治体・企業の皆様、顧客対応 管理を学ぶ絶好のチャンスとしてご参加くださいますよう、アメリカンクラブでお待ちしております。