会員の皆様、ビジターの皆様、企業のCEO、企画担当役員、CIO、CTOの皆様、官公庁、アカデミーの皆様で経営とマーケティングに強い関心をお持ちの方々を対象に、7月6日(木)、『デジタル・イノベーションと顧客中心主義経営(CCRM)-日米の例』というテーマで、一般社団法人 CRM協議会との共催フォーラムを、テクマトリックス(株)にご協賛いただき開催いたします。米国からの招待講演は、米国CRMのトップポータル <customerthink.com>の創者・CEOで、2000年からの盟友ボブ・トンプソン氏
(Robert G. Thompson) です。3年ぶりに来日され、2003年以来、累計7回目の
ご講演をしていただきます。
彼は、米国のみならず世界25カ国で30万人のCRMやマーケティングのWeb会員を持ち、一般社団法人 CRM協議会の永年のパートナーとして、『CRMベストプラクティス白書』にも毎回大変興味深い論文を出稿いただいております。
米国でCRMといえば、すっかり、“CX:顧客体験”を中心に展開されて久しいのですが、この数年、人間がインプットしたビジネスデータを分析するクラシックな ”BI”からインターネットベース、ビック・データ・ベースに変わっています。生成されたコンテンツと、トランザクションのビッグ・データ・レイクから“個人情報”を除いた振る舞いのトランザクション・データとをデータ・サイエンスを使ってDeep Learningを行ったり、またコールセンターやお店やメールからM2Mでデジタル化された顧客経験のデータを分析したり、認知された個人のパターンとパターン化されたペインポイント・モデル(プロファイル)から、ターゲット時点での顧客の要件を統計学的に予見し、これを解決するアクティブなソリューション・プロセス・モデルをEAでデザインしトランスフォーメーションを訓練するといったレベルに 向けて進んでいると思われます。
今回は、単なるデータ・サイエンティストを超え、行動する論客タレントとして、全米で頓に有名な68年生まれのエリック・シーゲル博士(Ph.D. Eric Siegel:元コロンビア大学教授/現Predictive Analysis社のファウンダー・CEO)とボブ・トンプソン氏との対話から引き出された米国のCRMのホットなお話をトンプソン氏より直接聴くことができる機会です。
日本のユーザー様からは、「2016 CRMベストプラクティス賞」の受賞企業を代表して、3回連続受賞企業の(株)三井住友銀行からリテールIT戦略部 部長
江藤 敏宏 氏、IBMワトソンを利用するケースとして注目を引いた2回受賞の三井住友海上火災保険(株)からはコンタクトセンター 企画部 企画チーム 課長 岩前 孝佳 氏、初回受賞のサトーホールディングス(株)から戦略提携 エグゼクティブオフィサー 小玉 昌央 氏に、それぞれ受賞モデルについてご講演いただきます。
パネルディスカッションでは、長年の理事メンバーであるアビームコンサルティング(株) 執行役員 プリンシパル 秋山 紀郎 氏、今回のご協賛企業でもあるテクマトリックス(株) 取締役執行役員 CRMソリューション事業部長 鈴木 猛司 氏、(株)セールスフォース・ドットコム マーケティング本部 シニアディレクター 御代 茂樹 氏らの業界論客と、『ユーザー代表者とベンダー代表者からみた “顧客中心主義経営(CCRM)”について』というテーマでディスカッションし、ご出席の皆様にも会場からもご参加していただきながら進めてまいります。
「2016 CRMベストプラクティス賞」の受賞事例をお聞きいただけますので、営業本部、マーケティング本部、そしてコールセンターのスーパーバイザークラスの皆様に、顧客対応管理を学ぶ絶好の チャンスとしてご参加くださいますよう、アメリカンクラブでお待ちしております。